「働きやすさ」と 「やりがい」の両立ーー 働きがいを作る組織改善の視点

株式会社スタメンで、カスタマーサクセス責任者(VP of Customer Success)を務めている山田です。
営業を経てカスタマーサクセスへキャリアチェンジし、日々、顧客の組織変革を支援しています。

目次

組織改善を日常の行動として溶け込ませる

組織は“人”の集合体です。そして人が変わったり成長するとき、「習慣」から変えていくかと思います。

毎日どんな言葉に触れているか。
どんな行動が当たり前とされているか。
どんなコミュニケーションが自然に行われているか。

そうした日常の積み重ねが、少しずつ人を変え、やがて組織の空気をつくっていきます。
だからこそ、組織改善でまず変えるべきことも「習慣」であると考えています。

習慣が変われば、行動が変わる
行動が変われば、空気が変わる
空気が変われば、文化が変わる
文化が変われば、組織が変わる

私たちは、この連鎖を設計し、実現するのが組織改善の本質的な価値だと考えています。

そして、だからこそ一見セパレートして考えられがちな「組織づくり」と「業務効率化」という2つのテーマを合わせて考えることが重要です。

組織づくりと業務効率化を“分けて”考えない

世の中には、「組織開発」や「業務効率化」に関する優れたサービスや施策、考え方がたくさんあります。

情報共有をスムーズにする仕組みや、業務ナビゲーションの整備。一方で、企業文化を醸成するための表彰制度や称賛の仕組み、トップメッセージの発信。
どれも重要な取り組みです。
しかし、それらを別々のテーマとして扱ってしまうと、どこかで分断が生まれてしまいます。

例えば

  • 日々の情報共有は、自然に続けられる仕組みになっているか?
  • 表彰制度は、ただのイベントで終わらず“文化”に育っているか?
  • トップメッセージは、現場の一人ひとりに“届く設計”になっているか?

こうした問いに真正面から向き合っていくと、組織文化の醸成と業務効率化は決して別物ではないことに気が付きます。
文化が根づくかどうかを「習慣」の視点で考えるということです。

理想の組織像を描き、「習慣」に落とし込む

そのためにまず必要なのは、「理想の組織像(TO-BE)」を描き、今の状態(AS-IS)とのギャップを見つめ直すことです。
その差を、スローガンや抽象的な目標で埋めようとするのではなく、施策の実施や運用方法、優先順位の置き方といった設計に落とし込んでいきます。

毎日の情報共有は、どれくらいの頻度で行われているか。
称賛は、どのタイミングで、どの言葉で伝えられているか。
経営のメッセージは、どんな形で現場に届いているか。

こうした小さな設計の積み重ねが、やがて組織の空気を変えていきます。
私たちは、その“組織の熱”を感じ取りながら、会社の空気が本当に変わる瞬間をつくることこそが、組織改善のゴールだと考えています。

働きやすさ × やりがい = 働きがい

私たちが提案している「働きがい」は、「働きやすさ」「やりがい」の両立です。

  • 情報共有の円滑化や見える化、マニュアルの整備によって、業務がスムーズになり“働きやすさ”が整う
  • トップメッセージや表彰、サンクスメッセージのような制度活用によって、“やりがい”が育まれていく

そして、これらを日々の習慣として積み重ねる先に、「働きがい」という感情が自然と生まれていくと考えています。

そして、この2つが両輪として回りはじめたとき、
その会社で働く人は「この会社で働いていて良かった」と思えるようになるのではないでしょうか。組織改善は、組織の構造・空気・人の感情にまで入り込み、変化をつくり出す仕事だと思っています。
私たちが、どんな視点や支援を通じて“組織の習慣”を変えているのか、実際のエピソードや、支援の裏側、メンバーの声も交えながら、組織を変えていくための知恵を発信していきます。

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この記事を書いた人

新卒で大手サービス系企業に入社。新規・既存営業からマネジメントまで幅広く経験。
2018年3月に株式会社スタメンへ入社。営業からカスタマーサクセスまでを経験し、TUNAG導入企業への活用支援および、組織課題に向き合うコンサルティング業務に従事。
2022年から責任者としてカスタマーサクセス部門の拡大や事業開発部門の立ち上げなど、組織運営・マネジメントを担う。現在はVP of Customer Successとしてカスタマーサクセス部門を統括し、企業のエンゲージメント向上と事業価値の最大化に取り組んでいる。

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